耐久性60年以上の住まいづくり

杉

耐久性60年以上の住まいづくり

柱は国産材の杉、桧材、芯持ち材が基本です。

木造住宅は、ほかの素材に比べ耐久性が劣ると勘違いされる場合がよくある。しかし、日本で一番古い建造物・法隆寺は木造。建てられてから1300年以上にもなる。ヒノキは、その成育年数と同じだけの寿命があるといわれ、千年の木なら千年、二千年の木なら二千年もつといわれる。ヒバ・スギ・松・ケヤキなどの本来の寿命も、鉄の寿命200年よりはるかに長いといわれている。また、柱の太さによる家の寿命の目安は、3寸(9cm)角を1とするなら、3.5寸(10.5㎝)角が2倍、4寸(12cm)角が3倍といわれている。一本の木が切られて、柱になり、そこに新しく苗木を植えて、成木になり柱が取れる以上住まいの耐久性がなければ、循環型の環境配慮の住まいづくりと森林資源の保護になりません。私たちは、それらを考慮した家づくりを実践しています。昔から,木造住宅の柱の太さと耐用年数との相関がいわれ図は関係を示しているので参考になる。

柱の太さと家の耐用年数との関係

木造住宅耐久性の手引き・日本・木材技術センター編』丸善(株)より