ALS:筋萎縮性側索硬化症の、患者さん用の可動TV台を、国産材の桧集成材で、製作し、納品し、使用していただいてます。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動神経細胞が侵される病気で、国の難病に指定されている病気です。
今回、症状が進み、全面的に介助が必要になったため、電動ベットでの生活になってしまいました。
以前は、家具の上に設置されていたのですが、見えにくくなっているので、専用の可動式のTV台をと相談されました。
ALSでは、眼球の運動に必要な筋肉は、侵されにくいと言われてるそうなので、TV見ることは、患者さんにとっては、楽しみなのです。
ご家族のご依頼で、患者さんに優しい、本物の国産材で、木材だけで無く、接着剤や塗料も自然塗料を使って、作ることにしました。
国産材運動を、30年以上行ってきた当事務所にとっては、最も得意な分野なので、国産材にこだわり、和歌山県の桧集成材をを使用し、塗料、接着剤は、ドイツアウロ社の自然塗料を使用して、製作、納品いたしました。
お客様からも、大変喜んでいただきました。
特に、ヒノキの香りは、気持ちを落ち着かせ、リラックスする効果があることが、実験によって、医学的にも実証されています。
オーダーメイド・ベット用可動32インチTV台は、
1.材料費
国産桧、集成材 1等・液晶TV壁受け金物・ハンマーキャスター・アウロ、油性クリアー・天然接着剤等
¥55,000円
2.製作費等
可動TVテーブル製作・自然塗料塗装等
¥72,000円
3.合計
¥127,000円
*配送、搬入設置費、諸経費、消費税等は、別途必要になります。
配送費は、地域によって異なります。
納期については、その都度ご確認ください。
材料費などのコストをもっと、リーズナブルにするためには、合板やシナランバーコア合板なども考えられましたが、オール、国産材のお住まいで、生活してきて、もちろん、ビニールクロスなどの石油化学系の建材は、まったく無縁のお住まいで生活されているご家族なので、国産材で作りました。
国産材のヒノキ材の使用量は、0.0663立方メートルです。
先日の深度5の地震の際も、しっかりとキャスター部分がロックされているため、転倒などはありませんでした。
私どもは、新築の家でも、玄関収納、システムキッチン、本棚、ダイニングテーブル、机など、国産材にこだわり、国産材のヒノキで、オリジナルな家具も製作しています。
是非、こんな物が作れないかと思いましたら、是非、ご相談ください。