家づくりのコスト・単価納得していますか?

今日は、一般財団法人経済調査会が、発行している「積算資料、ポケット版、住宅建築編、2013後期」の編集会議が行われました。
積算資料ポケット版は、前期、後期と年2回発行されている、木造住宅を建築するときに、概ねこの一冊で、建築コストの算出や、コストチェックが出来る、住宅建築コストのバイブルのような存在の本です。
製品や材料等は、インターネットで簡単に調べる事ができますが、施工手間、施工費などはまちまちで、基準単価がわからないtことが多いようです。
これから建築をしようとしている建築主になる方やは、提出された見積書の検討や、予算調整、見積書の妥当性のチェックなどに利用できます。 一生で最大にお金をかける一大事業です。 納得のいく住まいづくりのために、約3千円弱の本代は、1~2ヶ所のチェックで本代以上の効果があるかもしれません。
設計者は、自分の設計した住宅が、いくらかかるか見積を算出できないで、どうなのでしょうか。 クライアントは、家づくりの希望もありますが、限られた予算の中で、家づくりをプロと言われる設計者に依頼しているのです。 それが、デザインは素晴らしいが、予算は大幅にオーバーしていては、「絵に描いた餅」に世界になってしまいます。 特に、日本の設計者の多くは、積算,見積までは責任の持たない設計者が多いようです。 クライアントは、建築費にかける限度がそれぞれ異なり、ローンなども予想以上になると、生活をも圧迫してしまいます。 責任のある設計とは、コストに裏付けされたデザインでなければならないと思います。 コスト算出は、その設計者とひも付きの建築業者に,こっそりと見積をさせておいて、丸写しの見積では、形ばかりの見積合せになっていませんか? おおよその算出には、この、積算資料ポケット版は、役に立つはずです。 1年に一冊は購入して、価格の流れをつかんでおきたいものです。
建築業者や工務店は、協力業者や下請け業者からの見積単価のチェックや、お客様へ提出するのにすぐに提出しなければならないときなど、手元に置くことで、見積作成の強い味方になります。 また、初めて使用する建材の工事費や、施工単価の目安を知ることが出来ます。
そんなこんなの、知っている人は知っている、知らない人は本屋で立ち読みして、内容を確認してみてください。
そんな、「積算資料ポケット版 住宅建築編」のことを書いてみました。